版画を飾りました

沖縄から帰ってきて8ヶ月、リフォーム中だったこともあって沖縄で購入した版画を飾ることができていませんでしたが、ようやくリフォームが終わったので飾ることにしました。

玄関には儀間比呂志の「シーサーよ」。この版画は儀間比呂志を中心に扱っているギャラリーで見つけたのですが先客に買われてしまい悔しい思いをしたものでした。その後、沖縄県立博物館・美術館のミュージアムショップで見つけてその場で購入したものです。沖縄で暮らしていたマンションでも玄関に飾っていました。

こちらは名嘉睦稔(ボクネン)の版画「首里城御顔」です。2019年10月31日の首里城火災の翌年、2020年1月20日に30部制作されたものの一つで、ボクネン美術館のギャラリーで購入しました。

こちらがそのアップ。在し日の首里城正殿を描いたものです。沖縄の空の青と首里城の赤のコントラストが素晴らしいと思います。

こちらもボクネン美術館で購入した名嘉睦稔の版画「パーントゥ」。2008年8月11日に30部制作されたものの一つです。「パーントゥ」は宮古島の厄払いの祭りで、ンマリガー(生まれ井戸)と呼ばれる井戸の底の土を全身に塗りたくった「パーントゥ」が人々に泥をなすりつけて回ります。

儀間比呂志も名嘉睦稔も版画の裏から色をつける裏彩色という技法を用いています。玄関ではシーサー、リビングではパーントゥが我が家を守ってくれるでしょう。


玄関とリビングには置物のシーサーや石獅子もあります。

こちらは玄関のシーサー。何年も前に沖縄土産で買って帰ったものです。

リビングのテレビボードにもシーサーがあります。左は三線を弾くシーサー、右は太鼓を叩くシーサーです。これも沖縄土産で買ったもの。真ん中にはヤンバルクイナが座っています。

テレビボードには石獅子もあります。こちらは首里にあった「ゆくい」さんで購入したスタジオde-jinの石獅子です。琉球石灰岩で作られています。

台所の石獅子は家の北側を守ってくれています。