「碁盤斬り」

家内のリクエストでイオンシネマ徳島に草彅剛主演の「碁盤斬り」を観に行きました。

開場になったのでチケットをスタッフに渡すと小さな紙切れを手渡されました。いわゆるキリモチ(五十両)が印刷されています。

落語の「柳田格之進」を元に落語で描かれない部分を作り込んだ感じの映画でした。「柳田格之進異聞」と題された小説を映画化したもののようです。落語では柳田格之進がどうして浪々の身の上となったのかは語られませんし、映画では帰藩が叶ってから萬屋と出会う場面はありません。映画では娘きぬが萬屋の番頭と祝言を挙げた後に一人旅に出てしまいます。落語に囚われずに一本の映画として観るのが良いのでしょう。