「首里城美術工芸品の現状とこれから」

散歩がてら沖縄県立博物館・美術館で開催されている「首里城美術工芸品の現状とこれから」を観に行きました。

今までにも何点かの作品は観てきたのですが、今回は17世紀に描かれたという自了の「白澤之図」が展示されており、3月になるとレプリカに置き換わるらしいので今日が最終日です。

書家でもあった尚育王の堂々とした書に圧倒されました。

一般財団法人沖縄美ら島財団では、1992年の首里城公園開園後も調査研究事業を推進し、首里城正殿にかけられていた扁額や琉球王国時代の祭祀道具「三御飾(みつおかざり)」の復元などに取り組んで参りました。
また皆様にご賛同頂いた「首里城基金」を運用・活用し、国内外に散逸した首里城関連の文化財収集・保存・復元事業も行って参りました。
本展では、これまで沖縄美ら島財団が行ってきた首里城美術工芸品に関する取り組みを紹介するとともに、そのなかで得られた知見や資料の持つ重要性について解説します。
また、2019年10月に発生した首里城火災における被害状況についてもご報告し、復興に向けた今後の取り組みや修復事業などについても説明いたします。

同時に開催されていた『城間栄順米寿記念「紅(いろ)の衣」展』も見学。最終日で終了間際の時間だったからか多くの女性で一杯でした。