三野町での所用を済ませた後、脇町まで戻って「皿そば 楽庵」でお昼をいただくことにしました。「道の駅 藍ランドうだつ」の駐車場に車を停めて「うだつの街並み」を抜けて楽庵に向かいます。
途中に西田敏行が主演した「虹をつかむ男」の舞台になった「オデオン座」があります。館内を見学することもできます。
オデオン座の隣が楽庵です。ラッキーなことに「生粉(きこ)打ちそばあります」の看板が。
12時過ぎだったからか店内はお客さまで一杯でしたが、一組のお客さまが食事を終えてお勘定を済ませようとしたところで、直ぐにテーブル席に案内されました。いつだったか覚えていませんが楽庵は今回が二回目の訪問です。
蕎麦は二八の「皿そば」、十割の「生粉打ちそば」、季節限定でつなぎ一割の「粗挽きそば」の三種類です。今日の注文は「生粉打ちそば」二人前と「うだついなり」。
最初に蕎麦つゆと薬味と蕎麦猪口が運ばれてきます。蕎麦つゆの徳利は冷やされています。
「生粉打ちそば」には本山葵が付いてくるので山葵を下ろして蕎麦が来るのを待ちます。
「うだついなり」も先に運ばれてきました。稲荷の中はちらし寿司になっていて、大きめの油揚げでしっかり包み込んであり、上には白胡麻が振ってあります。優しい味で美味しくいただきました。
こちらは「生粉打ちそば」。十割蕎麦なのでしっかりした歯応えと仄かな蕎麦の香りがたまりません。アッという間に完食。物足りなかったので名物の「皿そば」(五枚)もお願いしました。一枚は家内が、残り四枚は私が頂きました。こちらは二八なので喉越し良くスッと消えていきます。店の壁には食べた皿数を書いた色紙が何枚も貼ってありました。一皿が二口足らずくらいなので徳島版わんこそばという感じでしょうか。
蕎麦つゆが無くなったのでお代わりをお願いしました。蕎麦つゆは塩っぱくなくてとても柔らかな味で、これなら皿そばを大量に食べることができるだろうと思いました。
最後に蕎麦湯を頂いて大満足で完食。ご馳走さまでした。
メニューはこんな感じ。
家に帰ってから気が付いたのですが、追加でお願いした「皿そば」(五枚)は追加五枚分の値段(750円)だったようです。