昨年1月の新年初売りで購入したM1を搭載したApple M1チップ搭載機を新しくなったApple M4チップ搭載機に買い換えました。
前面に2つ、背面に3つのUSBポートがあり、全てUSB-Cに変わっています。ヘッドホン端子も前面に移動しました。ネット上では電源ボタンが底面に移動していることが話題に上っています。
背面から見た写真の右橋に電源ボタンが確認できます。正面左奥の底面という位置ですから、毎回「システム終了」→電源ボタン押下を繰り返すというのは現実的ではなく、電源断ではなく「スリープ」モードと「スリープ」解除で運用することになるのでしょう。諸元は以下のとおり。
新Mac mini | 旧Mac mini | |
CPU | 10コアCPU、10コアGPU 16コアNeural Engineを搭載したApple M4チップ |
8コアCPU、8コアGPU 16コアNeural Engineを搭載したApple M1チップ |
メモリー | 16GBのユニファイドメモリ | 16GBのユニファイドメモリ |
ストレージ | 512GB SSD | 512GB SSD |
サイズ(mm) 重量 |
127(幅) x127(奥行) x 50(高さ) 0.67kg |
197(幅) x 197(奥行) x 36(高さ) 1.2kg |
価格 | 124,800円 | 148,800円 |
下取り | ▲24,000円 | ▲12,000円 |
値引き | ー | ▲16,000円 (Appleギフトカード) |
合計 | 100,800円 | 120,800円 |
メモリーとストレージのサイズは変わらないのですが、最新のCPUが搭載されているにも関わらず値段が24,000円(▲16%)ほど下がりました。本体のサイズは厚みが14mmほど厚くなったものの、幅と奥行きが70mmも短くなりました。重量も半分ほどです。古いMac mini(M1)はいつものようにApple Trade Inに下取りに出しましたので支払額は値引き後の額になります。
製品発表があった10月30日(水)にApple Storeで予約注文しました。発売開始日である11月8日(金)の翌9日(土)に配達されることになっていました。いつものように深圳から送られてくると思っていたのですがなかなか発送されず、ようやく6日(水)になって配送準備に入ったようでした。
11月7日の午後になって出荷されたとのメールが送られてきました。確認してみるとヤマト運輸のADSC支店(羽田近くのアップル製品の配送センター)から出荷されているようでした。8日の販売開始に向けてかなり前から日本に持ち込まれていて、発売日の前日に一斉に全国のアップルストアやネット注文に対応するために発送されているのかもしれません。自宅には予定通り11月9日に届きました。
実際に手に取ってみると驚くほど小さくなっています。今までのMac miniは専用のスタンドに立てて使っていたのですが、新しいMac miniはモニタースタンドの上のモニター横の空きスペースに置くことができます。
移行に手間取ったため、新しいMac miniに古いMac miniのバックアップ(タイムマシン)用ハードディスクを繋いで旧データを移行しました。時間がかかる作業なので就寝前にセットして翌朝に確認しました。各種設定を見直して準備が整いました。判りにくいですがMac miniの下に小さく「2024」とあり、チップは「Apple M4」になっています。
処理スピードはかなり速くなったと感じます。
AppleのAI(Apple Intelligence)のメニューも追加されています。日本語対応は来年になるようなので楽しみに待っていようと思います。
Appleのサイトを見ると旧Mac mini(Late2020)の集荷プロセスに入っていることが判ります。
古いMac miniは3日後の集荷を予約してありますので、新しいMac miniの動作確認ができた後で工場出荷状態に戻しました。集荷前日19時30分頃にApple Trade Inからメールが届きました。
集荷は指定どおり11月12日11時30分頃にヤマト運輸が集荷に来てくれ、旧Mac mini本体と電源コードを渡して終わりました。
届け先がヤマト運輸のADSC支店になっていますので、逆ルートを辿って集められていくのでしょう。
11月12日に徳島を出て何箇所か経由して翌13日の10時過ぎに下取り業者の元に到着したようです。Appleストアで確認すると点検中になっていました。
7営業日以内に査定結果が知らされると書かれていましたが、実際には13日19時に査定終了のメールが送られてきました。アップルストアの注文履歴を見ると査定終了の表示に変わっていました。
下取り額は減額されることなく、当初の見込みと同じでしたので、支払額が予定どおりで確定しました。
新しいMac miniに実装されているUSBはUSB-Cなので今まで使っていたUSB-AのUSBハブを直結することができなくなりました。アダプタを使うという手もありますが、折角なのでインターフェースを内蔵しているモニタースタンドを導入することにしました。
ANKERの「Anker USB-C ハブ (10-in-1, Monitor Stand)」という製品です。上の写真の左側にUSB-Cケーブルが出ているのが判りますが、モニタースタンド自体に様々なインターフェースが組み込まれているものです。
製品附属のUSB-Cケーブルは裏側(下の写真)のUSB-Cポートに繋がっていて、直ぐ横にUSB-Aポートがあります。他にもHDMIやイーサネット端子などもありますが、こちらは使っていません。USB-CケーブルをMac miniに繋ぐと全てのUSBポートが使えるようになります。裏側のUSB-Aポートに沖縄で使っていたANKERのUSBハブ(USB-A4連)を繋ぎ、ここにタイムマシン用のSSD(4TB)と作業用のHDD(2TB)、作業用のSSD(1TB)を繋いでいます。
モニタースタンド右側面(上の写真)にはUSB-CとUSB-Aが2ポートずつ、SDカードスロット(SD、MicroSD)、オーディオジャックがあり、プリンタケーブルをUSB-Aポート、キーボードとマウスの充電用にUSB-C・Lightningケーブルを繋いでいます。普段はキーボードを繋いであります。また折角なので使っていなかったMicroSDカードも挿してみました。これでデスク周りはスッキリと片付き、ケーブルに悩まされることもなくなりました。
購入価格はアマゾンで19,980円でした。現在は価格が24,990円となっているので5,000円ほど安く買えたようです。セールだったのでしょう。
Mac mini購入から三週間ほど使っていて電源投入時に本体を持ち上げて電源ボタンを押すのが煩わしくなってきました。新Mac miniの電源ボタンについてはネット上で様々に取り上げられていて解決策も掲載され始めたのですが、Amazonで売り出されている商品も目に付くようになってきました。大きくは二種類あって、一つは電源ボタンを押す外付けのボタン、もう一つは本体の下で本体を支えて本体を押すことで電源ボタンが押されるようになるものです。私はスマートさから後者を選びました。
写真からは判りにくいのですが、右側の突起を電源ボタンに当たるようにMac miniに取り付けます。取り付けた写真がこちら。
空気穴の部分に爪がかかって軽く挟み込むようになっています。この状態で本体を置き、本体上部を軽く押さえるとこの支えがしなって電源ボタンを押してくれます。これで一々本体を持ち上げなくてもよくなりました。残念なことに配達されてからAmazonの商品ページを見ると39%オフになっていました。