今日の配信は4月21日(日)によみうり大手町ホールで開催された「落語一之輔春秋三夜2024年春」第三夜です。
今日の演目は以下の通り。
開口一番はいっ休の「鰻屋」。
テンポ良く噺が進んでいたのですが、最後のオチの直前で噛んでしまい、後で一之輔に嫌味を言われることになりました。
二席目は一之輔の「蜘蛛駕籠」。
駕籠に乗った二人組が駕籠の中で暴れて底を踏み抜いてしまう。駕籠かき二人と中の二人の足八本が出ている駕籠を見て「雲駕籠」ならぬ「蜘蛛駕籠」だという噺。
雲助(くもすけ)とは、江戸時代に、宿場や街道において荷物運搬や川渡し、駕籠かきに携わった人足を指し示す日本語の言葉である。蜘蛛助と書くこともある。
三席目は一之輔の「花筏」。
この噺がネタ下ろしだったようですが、スムーズな噺運びでとてもネタ下ろしとは思ませんでした。
仲入りを挟んでの四席目は一之輔の「百年目」。
何度も聴いている噺で安心して聴くことができました。
最後に終演のご挨拶がありました。背景に月と落語会のタイトルが投影されています。
今回の春秋三夜も楽しませていただきました。