徳島中央公園の紅葉

家内のリクエストで紅葉を観に徳島中央公園に出かけました。駐車場に車を停めて城山の周りを歩くことにしました。

公園に入ると阿波踊りの鳴り物の練習をしている人達がいました。

蜂須賀家政公の像の周りに植えられた銀杏は散り始めています。

青空と銀杏の黄色のコントラストが眩しいくらいです。

徳島中央公園(徳島城公園)は常緑樹も多いので全面紅葉という感じにはなりません。

家政公の像から城山を見たところ。緑が勝っています。

家政公の像のすぐ近くに蒸気機関車がありました。昭和45年(1970年)に設置されたよう。

駅のプラットホームを模した展示になっていて運転台を見ることができます。

金網越しでは良く判らないので左側の隙間から写してみました。

右下に釜の焚き口が見えています。

線路の先に鉄道年表がありました。

最も古い徳島本線でも明治33年でようやく川田までしか通じておらず,阿波池田まで延伸されたのは昭和4年だったようです。

機関車のすぐそばに倒れたクスノキの古木がありました。説明板には「竜王さんのクス」とありました。樹齢600年,昭和9年の室戸台風で倒れたとのこと。元気に緑の葉を茂らせた枝も伸びていました。

クスノキのすぐそばで徳島駅の車両基地を眺めることができます。

しばらく歩くと徳島城の石垣が見えてきます。自然石を組み込んだようなところもありました。沖縄の糸数城址糸数城址で見たものと良く似ています。

城山の北側から助任橋を見たところ。掛け替えのための仮設橋が見えます。ひょうたん島クルーズのためか「航路」の文字が。

駐車場近くまで戻ってきたところで大きな倒木を見つけました。写真では判り辛いのですが結構な大木でした。

この木も新たな枝を伸ばしています。

池には番いを含めた三羽のカモが泳いでいました。

木蓮の白い蕾と青空のコントラストが見事でした。

木蓮の横には徳島出身の海野十三の文学碑がありました。