最近の徳島事情を調べようとタウン誌を買って読んでいると佐那河内村の桑原豆腐店で「ゆし豆腐」を提供しているとの記事を見つけました。店での提供は日曜日の昼11:00から売り切れるまでとのことだったので、今日のお昼は「ゆし豆腐」をいただくことにして11時過ぎに自宅を出発しました。15分ほどで店に着くとラッキーなことに駐車場に1台分の空きがありました。
店の前にはメニューが置いてありました。
店に入ると既に満席になっていて我々の前に二組のお客さまが待っていました。見ているとほとんどのお客さまが「ゆし豆腐」を頼んでいるようです。しばらく待って席に案内されました。
家内は「ゆしどうふ」と「村の郷土料理 いり飯」、私は「肉すいゆしどうふ半田素麺」、追加で「こいまろの揚げ出し」を注文しました。
これは家内が注文した「ゆしどうふ」と「いり飯」です。徳島版ゆし豆腐定食でしょうか。
「ゆしどうふ」は大豆の優しい甘みにニガリの香りがほんのりと漂ってきて、とても美味しくいただくことができます。結構な量ですがお代わり自由だそうです。
「いり飯」は初めて頂いた料理で、イリコ出汁の炊き込みご飯にスダチを絞り込んであるようで、さっぱりいただけます。
私の注文は「肉すいゆしどうふ半田素麺」。鰹出汁の肉吸いに半田素麺が入っていて「ゆし豆腐」が乗っています。「ゆし豆腐そば」の徳島版というところでしょうか。結構な量の「ゆし豆腐」が乗っていますが、こちらも「ゆし豆腐」のお代わりができるようです。出汁は少し甘味が感じられる程度の薄味で、豆腐の味を引き立てています。
揚げ出し豆腐はサイコロに切った豆腐を揚げてあって、出汁汁と塩で頂きます。滑らかな食感で美味しく頂きました。
お勘定の時に豆腐とゆし豆腐も頂きました。「ゆし豆腐」ファンの私にとってなくてはならない店になりそうです。ご馳走さまでした。