蕎麦と人形浄瑠璃

家内のリクエストで蕎麦を食べてから十郎兵衛屋敷に行くことになりました。
蕎麦は先日お邪魔した「手打ちそば 遊山」。店に着くと満席だったのでしばらく待って席に案内されました。窓際のテーブル席で、店の北側の山並みを見ることができます。

前回は十割が売り切れだったので今日は二八と十割の両方が味わえる「そば通セット」を注文。おまけで稲荷寿司もお願いしました。最初に運ばれてきたのは二八せいろです。

どう見ても普通のせいろ一枚分のようです。麺は少し太めでかなり食べ応えがあります。

食べ終わった頃に十割が運ばれてきました。こちらは写真を撮り忘れてしまいましたが、こちらもせいろ一枚分ありました。さすがにせいろ二枚は堪えます。

稲荷寿司もいただいたのでお腹が一杯になってしまいました。


お腹が一杯になったところで十郎兵衛屋敷に向かいます。家内も私も初めての訪問でした。正式名称は「徳島県立阿波十郎兵衛屋敷」というのだそう。入場券を買うとガイドの方が案内してくれるとのこと。驚きましたが丁寧な説明で阿波人形浄瑠璃を知る良い機会になりました。

人形の説明の後で実際に人形を触らせていただきました。

結構な重さがあり、これで浄瑠璃を演じるのは大変だと思いました。

 

お弓とお鶴の人形と記念撮影。人形の大きさに驚かされます。

母屋では藍染と生花を組み合わせたイベントが開催されていました。

中庭には傾城阿波の鳴門の主人公であるお弓とお鶴の銅像が経っていました。

しばらく館内を見学していると午後の人形浄瑠璃公演の時間になりました。今日の公演は城北座が演じる「傾城阿波の鳴門」。

お弓が針仕事をしているところにお鶴が寄進を求めて訪ねてきます。

母親と名乗れないお弓がお鶴を抱きしめるところ。なかなかの演技でした。

最初にあらすじを解説してくれましたので流れが良く判りました。最後に人形たちと記念撮影。

 

初めての訪問でしたが、面白く見ることができました。