徳島麺紀行#10:手打ちそば 遊山

麺類が食べたくて前から気になっていた蕎麦屋でお昼をいただくことにしました。お店の名前は「手打ちそば 遊山」。徳島では子供用の弁当入れとして「遊山箱(ゆさんばこ)」が作られており、私の小さい頃には我が家にも遊山箱がありました。最近はリバイバルなのか時折、遊山箱を目にすることがあります。お店の名前もここから取ったのかもしれません。
少し遅めに店に着くと数台の車が停まっていました。

営業はお昼のみのようです。

「十割せいろ」を食べたかったのですが売り切れとのことなので「二八せいろ」と「いなり寿司」を注文しました。エリッククラプトンのティアーズ・イン・ヘブンが流れています。しばらくして料理が運ばれてきました。

期待できそうな感じがします。

シャッキリとして香りも喉越しも良く満足できる蕎麦でした。蕎麦つゆは鰹の香りが漂って食欲をそそります。醤油が勝っていて少し辛いのが残念なところ。

いなり寿司はほのかな甘さの鮨飯を柔らかな油揚げが包んでいます。今までいただいたいなりの中では一番かもしれません。

とても美味しい蕎麦でした。次回は早めに来て「十割せいろ」をいただこうと思います。ご馳走さまでした。


メニューはこんな感じ。