人形浄瑠璃フェスティバルへ

あわぎんホールで開催された「Re.あわ文化~DISCOVER 阿波人形浄瑠璃~」と題された第77回夏期阿波人形浄瑠璃大会を観に行きました。サブタイトルは「精妙な人形、唸る声、躍動する身体、至高の音」。

22日(土)と23日(日)の二日間の開催で朝10時から夕方17時まで様々な団体の公演が予定されています。流石に7時間の浄瑠璃漬けは厳しいので23日(日)の最後の人形浄瑠璃とUMITOKAMI(ダンスと和太鼓と尺八に人形が絡むパフォーマンス)、PREMIUM三味線ライブ(津軽三味線とギター、義太夫と人形浄瑠璃が絡むパフォーマンス)を目当てに14時過ぎに会場入り。

人形浄瑠璃は最後の艶姿女舞衣「酒屋の段」の途中から観ました。太夫の語りは慣れないと難しいと感じましたが、太棹の太い響きと相まって独特の雰囲気を作り出していました。

PREMIUM三味線ライブは津軽三味線とギターのコラボレーションで始まりました。津軽三味線の曲にギターが絡む形で始まりましたが、津軽三味線の細かな音の動きに対してギターの和音があまりマッチしていないように感じました。逆にギターに津軽三味線が絡む構成の時はとても面白い響きになっていました。単音が際立つ三味線と和音が際立つギターの違いなのかもしれません。後半は義太夫三味線と太夫が入ったコラボレーションになり、それぞれの持ち味が際立った素晴らしい演奏だったと思います。

UMITOKAMIはダンスと和太鼓と尺八で構成されたステージで、法螺貝の響きで始まりました。和太鼓の佐藤氏が吹き鳴らす法螺貝の音に圧倒されました。尺八も多彩な響きでとても面白いコラボレーションだったと思います。


当日のパンフレット。

あわぎんホール(郷土文化会館)に入ったのは本当に久しぶりでした。