徳島麺紀行#5:よあけ

沖縄に出発する前に徳島駅前でお昼を食べることにしました。今回は「よあけ」です。徳島ラーメンという呼び方がなかった頃に高校の近くでカウンターだけの小さな店で営業していました。その前は屋台だったそうです。創業者の親父さんは亡くなって、息子が後を継いでいましたが、本家は既に廃業していて、暖簾分けした「二朗麺」と駅前に支店として出店していた「よあけ」が残るだけになりました。

「よあけ」は徳島ラーメンの中で「黄系」に位置付けられています。徳島ラーメンは豚骨ベースの「白系」、醤油が少し入る「黄系」、醤油の量が少し多い「茶系」、醤油がかなり入っている「黒系」に分かれます。徳島ラーメンはバラ肉に生卵が乗っているものと思われているようですが、実際は様々なパターンがあります。「よあけ」はチャーシューが基本で生卵は入りません。


注文したのはワンタン麺大と餃子・ライスセット。しばらくしてラーメンとライスが運ばれてきました。餃子は後ほど。

真ん中にある小さなグラスは杏仁プリンです。

今日のチャーシューは火の通りが少し弱い感じです。麺は細麺で柔らかくて好みの分かれるところでしょう。見た目は少なく見えますが、丼が深いので麺の量はかなりのものでした。

餃子はカリッと焼かれていて美味しくいただくことができました。ご馳走さまでした。


お昼を食べ終わって徳島駅から高速バスで三宮に向かいます。今日は西宮の長女宅で一泊し、明日、沖縄に向かいます。