電気バスでやんばるの森へ

今までは古宇利島が本島最北の訪問地でした。今回まとまった休みが取れたので、2泊3日で山原(やんばる)、大石林山(だいせきりんざん)、辺戸岬(へどみさき)に行くことにしました。やんばるは『世界自然遺産候補地を電気バス「やんばる黄金(くがに)号」で行くガイドツアー』を、大石林山は『スピリチュアルガイドツアー』を申し込みました。


最初は電気バスで行くやんばるツアー。

大宜見村の笑味の店笑味の店で昼食を摂った後、やんばるツアーの集合場所である「道の駅ゆいゆい国頭」へ移動しました。

ガイドの方から電気バスに描かれた絵の説明を聞きました。バスの左側が昼間、右側が夜をイメージしているとのこと。

集合場所に行くと予約してあったのは我々二人だけとのこと。申し訳ないと思っていたらバスを見ていた女性の方が飛び入りで参加することになりました。電気バスに乗って山原の森へ。しばらく走って北部の山々を見渡せる場所で停車。本島最高峰の与那覇岳を眺めることができます。

道路脇の側溝は変わった形をしています。ガイドさんの説明では側溝に落ちたヤンバルクイナの雛が路面まで上がることができるように作られたスロープとのこと。

すぐ横に看板もありました。

やんばるに生きる多くの生き物が交通事故に遭って命を落としているそうです。車での乗り入れは十分な注意が必要ですので、いたるところに生物注意の標識が建っています。

途中何カ所かで車を降りて森の中を歩きます。巨大なシダ植物「ヒカゲヘゴ」が至る所に生えていて、ジュラシックパークを思い出しました。

 
 

写真では判りにくくなっていますが、ヒカゲヘゴの幹の部分に毛のようなものが板状に生えていました。最後は長尾橋からやんばるの森を眺めます。

ガイドの方が「ブロッコリーの森」とおっしゃっていたとおり、モコモコとした木がひしめいています。この木はイタジイという名の広葉樹だそうです。空気が澄んでいてとても爽やかな気分になりました。

約2時間のツアーを終えて道の駅で解散。すぐ近くのホテルに向かいます。


ホテルのプライベートビーチを散策。

結婚式で使うと思われるアーチと鐘がありました。その先には桟橋があります。