再建途中の首里城正殿

ランチを終えたところでH富さんに首里城に行く予定をお話したところ、有難いことに首里城公園まで車で送っていただけることになりました。58号線の泊交差点から首里城公園に向かいました。首里城公園の入り口で送っていただいたお礼を申し上げて別れました。

多くの観光客で溢れています。

首里城の入り口である歓会門には覆いがかかっていました。調べてみると火災の影響ではなく単なる修繕中だとか。

現在の首里城マップを見つけました。正殿の周りは見学エリアになっています。再建中の正殿を覆っていた大屋根が取り外されて正殿全体が見えるようになっているようです。正殿を見るには有料エリアに入らなければならないのですが、首里城公園のWebサイトから期間限定で飾瓦ストラップとWebチケットがセットになった特別なセット券を購入しました。

有料区域に入る時にストラップを手渡してくれました。

隙間から首里城正殿の全景が見えました。赤瓦の赤と漆喰の白さが青空に映えています。壁面の漆は落ち着いた色に変わっていました。

北側に回り込むと側面が見えます。とても落ち着いた色合いです。

裏側は逆光になるので暗く写っていますが、威厳が感じられる佇まいでした。

屋根の上には龍とシーサーが。焼失前にシーサーがあったという記憶がありませんでした。

見学路に屋根の上のシーサーが展示されていました。結構な大きさです。

南側の屋根です。ここにも対のシーサーがありました。

首里城正殿は来年2026年の秋頃に竣工する予定で、同時に焼失した南殿と北殿などはその後に工事が始まることになっています。全てが再建されるのはまだ数年先になるのでしょう。

前回の修復で塗られていた漆が右側、今回使われている漆が左側です。同じ弁柄ですが落ち着いた感じに変わっています。

正殿エリアから「東のアザナ(あがりのあざな)」に上がりました。東側には斎場御嶽がある知念半島と聖地久高島を見ることができます。

正殿裏側を見たところ。落ち着いた色合いです。

正殿の向こうに慶良間諸島を眺めることができました。

初めて奉神門のトイレに入りました。手洗いの蛇口は獅子の頭になっています。

奉神門を出て喉が渇いたのでお茶をいただくことにしました。

二度目の首里城茶屋です。

星茶セットを冷たいサンピン茶で注文。

お茶はお代わりできます。

琉球菓子は手前から時計回りに冬瓜漬け、花ぼうる、ちんすこう、くんぺんです。

11月1日から3日まで開催されていた首里城復興祭で配られた団扇をいただきました。祭りを見ることはできませんでしたが、首里城復興の記念品として有り難くいただきました。