家内のリクエストで高松に出かけたついでに「讃岐おもちゃ美術館」に行きました。高松市内の駐車場の一階部分にカフェ、ミュージアムショップを併設する形で作られています。
写真では分かりませんがラッパ吹きとネコが行進するように動いています。
こちらが入り口。注意しないと通り過ぎてしまいそうです。
美術館のエントランスには提灯が掲げられていました。家内は「徳島木のおもちゃ美術館」の学芸員なので美術館のスタッフにご案内いただきました。
香川ならではの展示がとても多くて面白いと思いました。
こちらは弘法大師空海を祀る大師堂です。お遍路装束も掛かっています。
こちらは「金毘羅船々」の歌詞が書かれた屏風。歌は聴いたことがありますが、歌詞の意味はよく分かりませんでした。『金毘羅船々 追手(おいて)に帆かけて シュラシュシュシュ まわれば四国は讃州(さんしゅう)那珂(なか)の郡(ごおり) 象頭山(ぞうずさん)金毘羅大権現 一度回れば』が一番の歌詞だそう。
少し分かりにくいですが、真ん中にあるのは松の木で葉は緑色の手毬でできています。中にマグネットが入っていて枝にくっつくようになっています。天井や壁には色とりどりの手毬が配置されています。
こちらは小豆島で醤油造りに使われていた木桶だそうです。子供は中に入ることができます。
こちらはうどん屋。うどん生地を綿棒で伸ばしたり、茹でた麺の水切りをしたりと子供たちが楽しそうに遊んでいます。
こんなメニューもありました。さすが香川。
これも分かりにくいかもしれません。香川県の地図に木で作った和三盆がマグネットで貼り付けられています。
滑り台は漆塗りです。
今日の日付が。様々な模様を作ることができるようです。
こちらは2歳以下の幼児コーナー。広々としています。
けん玉もたくさんありました。
一番感心した展示は「サヌカイトチャイム」と名付けられたこちら。サヌカイト(サヌカイトは黒色で緻密な組織をもつ安山岩の一種で、叩くと高く美しい音がすることから「カンカン石」とも呼ばれ、楽器に使用されることがある)で音階を作り、曲に合わせて一つ一つの石をゴムのハンマーで叩いて曲を奏でるようになっています。
右下にケーブルが見えますが、ハンマーをパソコンでコントロールして曲を演奏しているようです。
香川高専が作ったものだそうです。
サヌカイト(鎖で吊り下げられた黒い塊)を後にある黒いハンマーがメロディーに合わせて叩くようになっています。
触らないようにとの注意書きも木でできています。(分かりにくいのが玉に瑕?)
オリジナリティに溢れた展示でとても面白く見ることができました。