第八十九回大手町落語会

今日の配信は「第八十九回大手町落語会」です、

残念ながら市馬師匠の変わって一之輔師匠が代演、権太楼師匠は病気療養による休演となり。さん喬が二席務めることになりました。配信の合間に代演の案内が表示されていました。

演目は以下のとおり。

【開口一番】

開口一番は柳亭市助の「元犬」。

こなれてきていますが、開口一番は時間に縛られるのかそうしても下げを急いでしまうようです。

【一席目】

一席目は柳亭市童の「黄金の大黒」。

これは初めて聴く噺でした。4月に真打に昇進するのだとか。

【二席目】

次は桃月庵白酒の「代書屋」です。

白酒の落語をゆっくり聴いたのは初めてかもしれません。

【三席目】

三席目は権太楼師匠の代演であるさん喬師匠の「抜け雀」。

流石に安心して聴くことができました。ここで仲入りに。

【四席目】

仲入り後の高座は市馬師匠の代演である一之輔師匠の「蝦蟇の油」。

酔っ払って自分の腕を切ってしまった蝦蟇の油うりの慌てぶりは一之輔ならではです。

【五席目】

トリはさん喬師匠の「雪の瀬川」。

流石に人情噺のさん喬、瀬川花魁と若旦那の恋物語を切々と聴かせてくれました。初めて聴く噺でしたが、時間の関係からかサゲが急だったように感じました。