寅家で開催された「有山じゅんじ Live 『ありやま〜な春』」を聴きに行きました。
ステージには古いピックギターが置いてありました。
ダダリオのヘッドストックチューナーでロゴが隠れて判らなくなっているので何だろうと思っていると寅さんから「クロムウェル!ギブソン製」との声が。調べてみると“Cromwell”というブランド名で戦前ギブソンの廉価モデルとして1930年代に生産されていたギターだそうです。指板にセンターラインが埋め込まれているギターは初めて見ました。このギターは元々、寅家に置いてあったもので、有山さんが寅さんに5年ほどねだって貰ったものだとか。
ステージにはバラが置いてありました。有山さんが初めてギターで弾いたのが「バラが咲いた」だったそう。
19時40分頃に始まったライブは休憩を挟んで22時頃まで続きました。8年ほど前に初期の咽頭癌が見つかり、その治療の影響で乾燥に弱くなったとか。それでも有山節は健在で72歳(1953年1月生まれ)とは思えない迫力でした。相変わらず面白いライブでした。