五街道雲助9連発スペシャル

今日の落語は「ぴあ落語ざんまい presents 五街道雲助9連発スペシャル!!!」。本年7月に人間国宝に認定された五街道雲助師匠の新宿末廣亭での高座9席を集めたものです。

六代目五街道 雲助(ごかいどう くもすけ、1948年3月2日 – )は、東京都墨田区出身の落語家。落語協会所属。出囃子は『箱根八里』。本名∶若林 恒夫。重要無形文化財保持者(人間国宝)。
古典落語の中でも廓話、圓朝噺、怪談噺の評価が高い「正統派の雄」。

今まで五街道雲助師匠の高座は聴いたことがなかったのと、初めて聴く話も多く良い機会でした。演目は以下のとおり。

1.子ほめ 【2023年4月1日(土)収録】気を衒うこともなく、滑らかな江戸言葉で小気味よく話が展開していきます。

2.町内の若い衆 【2023年1月11日(水)収録】この噺は初めて聴きました。タイトルがオチという滑稽噺。

3.狸賽 【2023年1月16日(月)収録】
助けられた恩を返しにきた狸をサイコロに化けさせ、博打で儲けようとするお馴染みの噺。最後の天神様の真似が可愛い。

4.庭蟹 【2023年1月17日(火)収録】
これも初めて聴きました。旦那が番頭にシャレを教わろうとするも、シャレの意味も判っていないので頓珍漢なやり取りになる滑稽噺。タイトルの「庭蟹」は「俄に」を掛けたもの。

5.持参金 【2023年1月18日(水)収録】
これも初めて聴きました。女中を孕ませてしまった番頭が10両という持参金を付けて嫁ぎ先を探す噺。番頭に10両の借金をしていた男が返済を迫られて持参金目当てに娶る。

6.身投げや 【2023年1月19日(木)収録】
身投げをするふりをして助けようとする人から金をせしめようとする噺。最後は立場が逆転してしまう。

7.強情灸 【2023年4月2日(日)収録】
熱いことで有名なお灸に張り合おうと艾を積み上げて火を点ける。

8.堀の内 【2023年4月9日(日)収録】
そそっかしい男が自分のそそっかしさを治して貰おうと堀の内の御祖師様にお参りに行くがそそっかしさは治らない。子供の背中を流しているつもりが湯屋の羽目板を洗っているというところでサゲに。

9.お菊の皿 【2023年3月31日(金)収録】
番町皿屋敷のお菊見たさに人が集まるようになってお菊さんもショーアップしていく。最後は9枚を超えて18枚まで数えてしまう。


小三治師匠が亡くなって寂しくなった落語会にとって雲助師匠の人間国宝認定は久しぶりの明るい話題でした。