八重山ツアー(竹富島→石垣島編)

八重山ツアー四日目は竹富島を散策した後、石垣島に戻って新石垣空港から那覇空港に飛ぶというスケジュールです。

【高那旅館の朝食】

高那旅館で朝食をいただきました。席に着くと既に大きなお盆に沢山の料理が並んでいます。

ジーマーミー豆腐は大きな塊で、味噌汁には沢山のゆし豆腐が入っています。塩鮭も結構な大きさがありました。真ん中にスペースがあるので何だろうと思っていると揚げたての茄子の天ぷらが出てきました。

どうにか食べ終えてコーヒーをいただいていると驚くことにケーキが運ばれてきました。

さすがにこれは無理なので遠慮させていただきました。


【水牛車観光】

チェックアウトを済ませて荷物を預かって貰い、有名な水牛車に乗るために新田観光に向かいました。竹富島の水牛車観光は新田観光と竹富観光の二社があります。新田観光に向かう途中で水牛車に会いました。こちらは竹富観光。

しばらくして新田観光の水牛車にも遭遇しました。

しばらく歩いて新田観光の事務所に到着。

先着順と聞いていたので早めに伺いました。名前と人数を伝えて料金を支払います。

集落の散策マップも用意されていました。

しばらく待って出発となりました。

水牛車の天井には安里屋ユンタの歌詞が貼り付けられています。案内人の親父さんが三線を弾いて全員で唄いました。

どの道を進むのかも全て教え込んでいるらしく、何もしなくても勝手に歩いてくれます。30分程の旅程を終えて記念撮影をしてもらいました。

立派な角です。


【コンドイ浜】

BEGINの『竹富島で会いましょう』に唄われているコンドイ浜に行くことにしました。途中に「水道記念碑」が建っていました。

梯梧も真っ赤な花をつけ始めています。

徒歩20分とあったので大丈夫だろうと歩き出しましたが、気温が上がってきてかなり疲れてしまいました。

コンドイ浜が見えています。

「西表石垣国立公園」という名前は知りませんでした。案内板にはコンドイ園(ピクニック・パーク)とあります。

海に向かって左側(西側)には小浜島や西表島が見えています。

右手には昨日行った西桟橋が見えています。満潮時に船を出したのでしょう。

親子連れが海に入っています。海の中の方が温かいかもしれません。


【カイジ浜】

コンドイ浜から浜伝いに歩いてカイジ浜に向かいました。

沖合に砂州ができています。「幻の浜」と呼ばれているところかもしれません。

足下で何か動くので良くみてみるととても小さなヤドカリでした。

星砂を探しているのでしょうか、多くの方がしゃがみ込んで何かを探しているようです。

海に向かって広がっている琉球石灰岩がありました。

良く見ると単なる石灰岩ではなく、砂岩のような岩の上に琉球石灰岩層が乗っているようです。柔らかい石灰岩層が波で削られてこのような形になっているのかもしれません。

カイジ浜の先にあった岩です。

カイジ浜は岩場が多く、海水浴には適してないのかもしれません。入口には案内板がありました。

カイジ浜の入口からカイジ浜を見たところ。

丁度バス停があったので案内板に書かれていた番号に電話をかけて乗車予約をしました。バス停横にも史跡がありました。

結構な広さの空地になっていて立派なガジュマルが生えています。根元には井戸のような石組みがありました。

少し遅れてバスが到着。乗っているのは我々だけで、どこに行くか聞かれましたので「高那旅館の近く」と伝えると、高那旅館の横につけてくれました。バスというよりはタクシーのようでした。旅館が経営している茶屋でしばし休憩。

旅館に戻って預けてあった荷物を受け取り、港まで送っていただきました。


【竹富東港】

竹富島で訪れた場所をプロットするとこんな感じになりました。


竹富島から石垣島までは15分程度の船旅です。あっという間に石垣島の離島ターミナルに到着。港の近くで昼食をとってバスターミナルから新石垣空港に向かいます。

16:30発の飛行機で那覇に戻りました。


【反省会】

那覇空港では恒例となった蕎麦屋での反省会を開催しました。まずはビールで乾杯。

五臓六腑に染み渡ります。アテはまず出汁巻卵。

続いて枝豆。塩が効いていてとても美味しく感じます。

炙られて香りが立つ薩摩揚げ。生姜を添えて食べると一段と美味しさが増します。

最後にざる蕎麦を一枚。

今回もとても面白い旅でした。

沖縄の離島巡りは島ごとに歴史と個性が感じられ、沖縄諸島の奥深さを感じさせてくれます。チャンスがあればまた別の島にお邪魔したいと思います。