ドル交換時の琉球銀行の役割り

パレットくもじ6Fの那覇市民ギャラリーで開催されている沖縄本土復帰50年イベント企画展「ドル交換時の琉球銀行の役割り」を観に行きました。

テレビでドル交換の番組を観たことがあり、当時の琉球銀行の内部事務の大変さも聞いていましたので、この展示を楽しみにしていました。円が運ばれてくる様子や琉球銀行本店での両替の様子が良く判りましたし、当時の交換レートが305円だったことなど、初めて知ったことも多くありました。本土復帰に当たり、琉球銀行が株式会社化され、内地の普通銀行に組み込まれた時の書類なども初めて目にすることができました。市場でドル円換算表を見ながらやり取りしているオバアの様子も当時の大変さを良く捉えていると思いました。

最初の展示コーナー。右側の年表は沖縄の金融機関の系譜です。無尽が相互銀行に変わり、合併を繰り返して今に至っていることが良く判ります。真ん中はB券と呼ばれた軍票や当時の琉球銀行の通帳などが展示されたケースです。

次の展示コーナー。当時の新聞が展示されており、ドル交換が県民にとっても大変なイベントだったことが良く判ります。

懐かしい当時のATMも展示されていました。最後のコーナーは琉球銀行本店の系譜です。

旧本店は三階建てで建設され、その後に四階と五階が増設されたことが判ります。

最後は現在の仮本店ビル(右)と2025年竣工予定の新本店ビル(左)のパース図です。


パレット地下の彦で昼食をいただきました。私は鰻丼を注文。

安定した美味しさでした。ご馳走さまでした。