カツ丼とピノッキオ

家内が孫の七五三と御食い初め祝いに徳島と西宮に出向いていて不在なので、昼食がてら映画を観ることにしました。10月にシネマパレットでMINAMATAを観た時に「ほんとうのピノッキオ」の上映案内があったのを思い出し、パレットで食事を済ませて観にいける時間帯だったので、早速出かけることにしました。彦パレット店のでは前店のに人だかりができていて、何組かが呼ばれるのを待っていました。しばらくして呼び出しがあり、席に着いて周りを見渡すと妙齢のご婦人ばかりで、ほとんどの方が鰻を注文されていました。私はカツ丼を注文。

安定した美味しさでした。ご馳走さまでした。


食事を終えて屋上のシネマパレットに。

1883年に出版されたイタリアの作家カルロ・コッローディの「ピノッキオの冒険」は、100年以上に渡って世界中で読み継がれてきた児童文学で、ディズニーによるアニメーションも広く親しまれてきた。現在、ギレルモ・デル・トロ、ロバート・ゼメキスが手掛ける新作映画も進行中だ。しかし誰もが思い浮かべるのは”嘘をつくと鼻が伸びる”有名なエピソードであり、この名著の主人公の実像を知る人は少ない。無邪気な操り人形に見せかけて、実は行く先々でトラブルを巻き起こす”悪童”だということを。
丸太棒が返信したピノッキオの奇想天外な大冒険を『ゴモラ』の鬼才マッテオ・ガローネが原作に回帰して、斬新にビジュアライズ。旅の途上に登場する世にも奇妙な生きものたち、人生の不条理や社会風刺を盛り込んだ寓話的なストーリー展開を、圧倒的な映像美で描出した。本国イタリアで行会されるや大ヒットを記録、オスカー候補にも名を連ねた、まさに大人のためのおとぎ話と呼ぶにふさわしい、神秘的で驚きに満ちたダークファンタジーがここに完成した。

ディズニーのアニメに描かれたピノッキオは様々にだまされる純粋な少年として描かれていますが、こちらのピノッキオはより現実的で人間的に描かれています。公式ホームページにあるように「おとなのためのおとぎ話」と言えると思います。