今日の配信は「落語一之輔/春秋三夜 2025秋」第三夜

今日の配信は落語一之輔/春秋三夜 2025秋」の第三夜です。

今日の演目は以下のとおり。

 

【開口一番】

開口一番は春風亭与いちの「竹の水仙」。

【一席目】

一席目は「時そば」。出囃子は「勝手にシンドバッド」です。「時そば」だけに「今何時?」…

流れは判っているものの一之輔のアレンジが凄くてマクラを入れて20分を越える熱演でした。

【二席目】

ニ席目はネタ下ろしの「算段の平兵衛」。

村の庄屋がお花という女を妾にしたのが女房にバレて別れることになり、平兵衛に相談すると彼自身が持参金目当てでお花を女房にする。平兵衛とお花は遊山旅に出て金を使い果たし、博奕で取り返そうとするが一文無しに。そこで企んだのが、お花に未練がある庄屋に美人局を仕掛ける…

この噺は上方の噺でサゲは一之輔のオリジナルのようですが、しっかりとしたオチになっていると思います。

【三席目】

三席目は「天狗裁き」。

八五郎がうたた寝して笑っていたのを見て女房のおみつが夢の内容を問い詰めるが旦那は夢を見ていないと言って喧嘩になる。仲裁に入った隣の熊さんも夢の内容を問い詰めようとして喧嘩になる。次に大家が仲裁に入るが同じように夢の内容を知りたがって喧嘩になる。怒った大家は奉行所に訴え出るが…

千秋楽最後の噺でもあり、いつも以上にアドリブが冴え渡っています。

最後は恒例の三本締め。

毎度ながら大変な高座だと思います。