長時間のジャグバンド・フェスティバルに備えて、フェスの前に腹拵えをしておくことにしました。阪急新開地駅を降りてアーケードを歩きながら店を探しましたが、立ち食いのうどん屋と中華料理屋ばかりでした。明日の夕飯は苦楽園の行きつけの中華料理屋と決まっているので、中華料理を外すと立ち食いうどんだけになってしまいます。家内が座って落ち着いて食べたいというのでアーケードの端まで歩くと昔ながらの食堂「お食事処 はっ平」がありました。
店内を覗くとカウンターとテーブル席だったので、こちらの店でお昼をいただくことにしました。店に入るとテーブル席が空いていて直ぐに案内されました。家内は「キツネうどん」、私は「カツ丼」を注文。最初に運ばれてきたのは家内の「キツネうどん」でした。
家内曰く「(徳島の両国にある)福助のうどんのよう」とのこと。
かなり時間がかかって私の注文した「カツ丼」が運ばれてきました。カツ丼とおすましと香の物です。
カツ丼はシャキシャキのネギがたっぷり入っていて、少し辛めの味付けですがご飯の量が多かったのでご飯を崩しながら食べ進めることができました。トンカツは脂身が少なくて食べ易いものでした。
おすましはさっぱりした味付けでたくさんの麩が浮いていました。分厚く切られた香の物(沢庵)は今まで食べた中で一番の厚さでした。これで600円という値段にも驚きました。
ジャグバンド・フェスティバルの会場の直ぐそばだったので、ゆっくりいただいて完食。周りを見てみると常連らしきお客さまが多いようで、手慣れた感じで注文していました。ご馳走さまでした。