「皿そば 楽庵」でお昼をいただいた後、散歩がてら「うだつの街並み」を歩いてみることにしました。
「うだつ」は軒下に張り出した漆喰で固められた防火壁で、様々な大きさや形があります。
この家の二階の窓は「むしこ(虫籠)窓」と呼ばれるもので窓全体を漆喰で塗り固めたものになっています。
「うだつ」の構造が判る展示もありました。手が込んだ作りになっていることが判ります。
しばらく歩くと「あがるどーなつ/うだつぱん」と書かれた暖簾がありました。家内のお目当ての店だそう。
店に入るとドーナツやパンだけでなく、徳島の物産や食器類等も置いてありました。
こちらが「うだつぱん」。明日の朝ご飯になるでしょう。
こちらは「あがるどーなつ」。6種類入りと4種類入りの二つのセットがあります。折角なので6種類入りを選択。
昔ながらの蔀戸。
こちらは一番有名な寛政四年(1792年)創業の藍商「吉田家」の住宅。中には藍染グッズのショップがあり、有料ですが蔵の中や屋敷を見て回ることもできます。
内部は前回見たので今回はパス。
しばらく歩くと公衆電話ボックスがありました。
こちらは将棋名人だった小野五平の生家「平田家」住宅。立派な「うだつ」と鬼瓦が目を惹きます。
うだつの街並みを眺めたところ。豪商が集まり、栄えていた当時を偲ぶことができます。
かつては吉田家住宅の蔵の裏側まで吉野川が流れていて船着場になっていたようです。江戸時代は吉野川を水運に利用して栄えていた名越りを見ることができました。
道の駅に置いてあったパンフレットの古地図を見ると吉野川の流れに沿うように豪商の家々が立ち並んでいたことが判ります。
家に帰ってからおやつに「あがるどーなつ」を頂きました。
家内と三個ずつシェアしました。私は「つるぎ町産ゆず」、「吉野川市産いちご」、「杏仁梅あん」をチョイス。
翌日の朝食で「うだつぱん」を頂きました。
私はプレーンとサブレ(メロンパン)半分、家内はあんこ(あんパン)をチョイス。甘さが抑えられていて食べやすく感じました。