徳島麺紀行#43:支那そば 十三八

二日間の一人飯二日目の昼食は石井町にある「支那そば 十三八(とみや)」でいただくことにしました。今日は日曜日なので早めが良いと思い、10時30分に家を出て20分ほどで到着。開店10分前なのに3箇所ある駐車場はほぼ満車になっています。辛うじて1台だけ空きが見つかり、直ぐに車を停めることができました。

こちらは店の正面なのに出口専用となっていました。実際の入口は店の裏手にあります。

どう見ても厨房への出入り口にしか見えません。私の前に着いた方がこのドアから入っていくのが見えたので恐る恐るドアを開けるとスタッフが迎えてくれました。一人であることを告げると一席だけ空いていたカウンター席に案内されました。店の中は4人掛けのテーブルが6セットと8人ほどが座れるカウンター席がありました。店の中では既に20名程のお客さまが料理を待っているようでした。

メニューは壁に貼られていてラーメンが支那そば店オリジナルのラーメン、ご飯物がチャーハンかライス、一品が餃子とキムチになっています。

鳥坂(とっさか)ラーメンはこの店オリジナルのラーメンとの説明書きがありました。

ならばと店一押しの鳥坂ラーメン(小肉)、ギョーザ、めし(小)を注文。第一陣のお客さまの注文をこなすのに時間がかかっているようで、注文してから30分ほどして料理が運ばれてきました。出来上がったものから提供されるのではなく、全ての注文が揃ってから運ばれてくるようです。

まずは鳥坂ラーメン。スープは黄金色で醤油の香りも豚骨の匂いもありません。説明書きにあるように豚骨と鶏ガラのブレンド出汁でこの色になっているのでしょう。チャーシューは丸くて大きくてトロトロです。味付けは濃くなくて、量は多かったのですが難なくいただくことができました。麺は細麺で柔らかめ。優しいスープとのバランスがとても良いと思います。

ギョーザは小ぶりながらニラと挽肉が入った餡がギュッと詰められた感じです。餡の中には細かく刻んだタケノコも入っていて食感を良くしています。

20分ほどで完食。とてもバランスが良くて後味も悪くありません。次回は支那そばをいただこうと思います。ご馳走さまでした。

こちらは店の側面。この左側が正面(出口)、右側が裏口(入口)になっています。店を出ると数人のお客さまが入口(裏口)に並んでいました。