精霊供養「とうろう流し」

先祖供養のための「とうろう流し」に参列しました。昨年の灯籠流しは4月に亡くなった母の供養にと申し込んだのですが、残念ながら私はコロナに感染して参列できず、代わりに家内と妹に参列を頼むことになりました。今年は一周忌を終えたこともあって2年続けての灯籠流しを申し込みました。

灯籠流しは徳島市仏教会が主催し、徳島市内の新町川で開催されます。各檀那寺に申し込むと戒名を書き入れた灯籠を準備していただけます。

中には小さな蝋燭が入っていてお盆の棚経の際にも灯を灯します。

こちらは母の戒名が書かれているところ。上に見える縄のようなものは灯籠を川に下ろす時に竿にかけるためのものです。

申込書はこんな感じ。


灯籠流しが始まる19時少し前に藍場浜公園に着くと、既に多くの方が来ていて多くの灯籠が流されています。順番を待って担当の方に灯籠を渡すと蝋燭に火を着けて川に流してくれました。

櫂のような道具で灯籠を一つずつ川面に浮かべてくれます。

流れ始めた我が家の灯籠。

川の中には「灯篭流し」と「三界萬霊位」と書かれた行燈を乗せた船が係留されています。

新町川北側を流れる灯籠。

新町川南側を流れる灯籠。こちらからも灯籠が流されています。

南側から流された灯籠が風に吹かれて北側に漂ってきます。

ついでに元の職場の写真を撮りました。

元の職場の新町川沿いから見た灯籠たち。

春日橋から新町橋を眺めたところ。左側(北側)に灯籠が集まって流れています。