2019年10月31日の火災で消失した首里城本殿の復元工事の様子を見に首里城公園に行きました。
守礼門の向こうに今回の目的である素屋根(すやね)が見えています。
ここを潜ると素屋根があるウナーに出ます。
素屋根見学エリアは1階から3階まであって階段とエレベーターを使って見に行くことができます。まずは1階部分です。
木材置き場の手前に木組みのレプリカが置かれていました。こちらは屋根を支える垂木の構造が見えます。
湾曲している部分の作りも良く分かります。
首里城正殿の正面に掲げられていた龍の口髭も展示されていました。間近で見ると結構な大きさでした。
2階に上がると正殿の中央部分を見ることができます。すでにかなりの部分が組み上がっているようです。
正面には龍が取り付けられる部分の木組みが見えています。
屋根のそり具合も良くわかります。
3階では屋根の部分を見ることができます。屋根に貼り付ける木材なのでしょうか。多くの板材が積み上げられていました。
大きさに圧倒されました。
昨年12月に骨組みが完成し、今年に入ってから屋根が組まれてきたようです。
別の場所には再建に使った木材が展示されていました。
首里城の復元工事は正殿、西之廊下、南之廊下を合わせて2026年度(2027年3月まで)に完了するようです。完成したら改めて見に来なければなりません。