確定申告(令和5年)終了

iPhomeから確定申告を行いました。

2023年の収入は3月までは沖縄の某地方銀行勤務での給与、4月以降は厚生年金、通年で前の勤務先(徳島の某地方銀行)の企業年金という三本立てでした。社会保険のうち介護保険は3月までは那覇市、4月以降は徳島市への納付の二本立て、健康保険(沖縄の某地方銀行の健康保険組合)は3月までは給与天引き(源泉徴収票の社会保険料)、4月以降は任意継続扱いとしたので普通預金からの引き落としでした。その他の生命保険や損害保険などの控除分は各社から送られてくる控除証明書が、電子申請するためにはe-Taxへの事前登録が必要でした。

収入(給与、厚生年金、企業年金)、社会保険料(介護保険、健康保険)をExcelで整理してから登録にかかりました。国税庁の確定申告画面はこんな感じです。

「作成開始」をクリックすると全体の流れが表示されます。

iPhoneでの申告では給与の源泉徴収票は写真を撮ることで自動的に金額欄を読み取ってくれましたが、それ以外は全て手入力になりますので事前に整理しておくと迷うことがなくなると思います。事前に作成しておいたExcelシートで確認しながら入力を進め、送信すると事前に登録していたe-Taxから申告データが送信されました。

最後に申請書がPDFでダウンロードできるようになり、税務署に提出しなければならない書類がないかどうかを確認します。

1ページ目は「申告書等送信票(兼送付書)」です。私の場合は別途提出資料はなかったので、これで申請が終わったことになります。2ページ目には「申請内容確認表(第一表)」、3ページ目には「申請内容確認表(第二表)」が含まれています。

第一表
 
第二表

初めての確定申告だったので市販の解説本を買って読んでいましたが、実際にやってみると個別に入力内容が示されて第一表や第二表は自動的に作成されるので入力項目を事前準備しておけばさほど難しくないと思いました。


申請内容の受付状況はe-Taxで確認することができます。

マイナンバーカードでログインする際はマイナポータルアプリが起動され、マイナカードの認証終了後にe-Taxメインメニューが使えるようになります。

「送信結果・お知らせ」から受付状況を確認することができました。

後日の確認に対応するために一連の書類は5年間保存しておく必要があるようですが、無事終わって安心しました。


その後、テレビを見ていて国税局のCMが流れていることに気がつきました。YouTubeでも見ることができるのでその中でポイントになる部分のスナップショットを撮りました。

紙での提出が要らないことから書類を税務署に出向いて提出したり、郵送したりという手間がなくなることがメリットとされていますが、私が一番のメリットと感じたのは申告内容確認表(第一表、第二表)を作る必要がないことでした。ジャンル別に必要事項を入力していけば自動的に集計され、控除額が計算されますので、煩わしいことは何もありません。


【申請その後#1】

2月6日に「税務署からのお知らせ【還付金の処理状況に関するお知らせ】」と題するメールが届きました。

詳細はe-Taxの還付金処置状況で確認するようです。e-Taxで状況確認を見ると金額と振込口座の確認中ということのようです。早速、e-Taxの「送信結果・お知らせ」を確認。

2月5日の日付になっていますので、申請から一週間程度で確認作業に入っているようです。


【申請その後#2】

2月13日の19時29分にマイナポータルからメールが送られてきました。

マイナポータルの「お知らせ」にアクセスするとメッセージが二つ来ていました。

一つは国税庁からで、もう一つは日本年金機構からです。国税庁からのお知らせをクリックするとメッセージが表示されます。

還付金の処理状況が変わったようです。「e-Tax還付金処理状況へ」をクリックするとe-Taxの処理状況が表示されました。

確認作業が終わり、2月15日に支払手続きが行われるようです。税務署の事務手続きと銀行への振込データ持ち込み、口座への入金がいつになるかは分かりませんが、遅くとも来週前半には入金されるでしょう。還付予定金額は確定申告の「申請内容確認表(第一表)」の「還付される税金」と同じ額でした。念のためにe-Taxでも確認してみました。

無事に確定申告から還付までが終わったようです。翌日(2月14日)の朝、税務署からも処理状況が変わったとのメールが送られてきました。

マイナポータルにあった年金機構からのメッセージは生命保険や損害保険などの控除証明を電子データで取り込むように設定すればもっと楽に申告できるというものでした。実際には介護保険や健康保険(某地方銀行の健康保険組合の任意継続)などは引き続き手入力になりますのでまだ完全なペーパーレスにはなりません。


【申請その後#3】

2月15日は支払い手続きなどの事務処理を行うと思っていたのですが、2月15日14時過ぎに指定してあった口座の取引明細を見てみると既に入金されていました。

3段目の「コクゼイカンプキン」と書かれている部分が還付金の入金明細です。こんなに早く処理されるとは思っていませんでしたので驚きました。

今回の確定申告で使用した書類は5年間保管しておく必要があるので書類一式を封筒に入れて保存しました。これで令和5年の確定申告は完全に終わったことになります。


【申請その後#4】

2月16日の朝に税務署からのメールが届きました。

国税還付金振込通知書が交付されているということのようです。e-Taxにログインして「送信結果・お知らせ」の「通知書等一覧」「国税還付金振込通知書」を見てみると、通知書が届いていました。

「未読」をクリックすると通知書の状況が表示されました。

「内容確認」ボタンをクリックすると通知書が表示されました。

還付金の振り込みが終わっていることは確認していましたので通知書は必要なかったのですが、最後の報告までが税務署の仕事なのでしょう。