渡嘉敷島で#1

長女一家の来沖スケジュールが延期になったので、空いた時間を利用して慶良間に行ってみることにしました。昨年3月にホエールウォッチングで黒島近くまで行った時に海から見ても面白い地形だったことと、毎日のように渡嘉敷島を眺めていたこともあって一度は行ってみたいと思っていました。ゆいレール美栄橋駅から徒歩で泊港に向かい、泊港を9時に出港するマリンライナーとかしきに乗船。40分程で渡嘉敷港に着きます。泊港を出港して10分程した時の船の位置はこんな感じです。

渡嘉敷港の入口には慶良間諸島国立公園を示す碑が建っていました。

渡嘉敷島では一泊二日でレンタカーを借りました。まずは港のすぐそばの白玉之塔へ。ここは太平洋戦争で犠牲になった方々を祀ってあります。

塔の後ろには犠牲になった方々の名前が刻まれています。

白玉之塔から渡嘉敷港を見たところ。

駐車場にはヒカンザクラが咲いていました。北上して西展望台へ。

「北山(にしやま)」の表示がありました。渡嘉敷島で最も高い海抜227.3mの赤間山の通称が「にしやま」だそうです。

慶良間諸島を見渡すことができます。それぞれの島の説明もありました。

西展望台には渡嘉敷島が好きで度々訪れていたという「りりィ」の記念碑が建っていました。

次に島の反対側(本島側)を眺めることができる東展望台へ。

前島と中島。その先にはうっすらと本島が見えます。

こちらは黒島。ホエールウォッチングでは黒島のすぐそばでクジラを見ることができました。

前島の先にうっすらと本島が見えています。南に下る途中に渡嘉敷港を見下ろすポイントがありました。

港の入口には城(グシク)島が見えます。

港から見た城島。岩の塊のようです。お昼になったので食事ができるところを探しましたが見つかりませんでした。仕方がないので宿泊先の阿波連まで行ってみることにしました。車で15分ほどで着きます。

取り敢えずホテルで荷物を預けて食事できる場所をお聞きしようとホテルに入るとチェックイン可とのこと。チェックインを済ませて荷物を部屋に運び入れてから昼食が摂れるお店をお聞きするとホテル周辺の地図を手渡してくれ、開いているお店を教えてくれました。

お昼は開いている店は限られていてお勧めは「バラック」とのこと。

私は沖縄そば、家内は沖縄そば(小)とジューシーをお願いしようとしましたが、ジューシーが少なくなって一人前に足りないと言われたのである分だけいただくことにしました。

私が頼んだ沖縄そばです。出汁はしっかりしたコクがあり、太めの麺を支えています。

こちらは家内が頼んだ沖縄そば(小)とミニジューシーです。昼食後に阿波連ビーチに行ってみることにしました。

正面には「しぶガキ島」と呼ばれている島が浮かんでいます。

ホテルでいただいた地図に書かれていた「トンネル岩」の近くまで行くと大きな岩が海に突き出していることが分かりました。

どうみても堆積岩が隆起したとしか思えません。トンネル岩は波で浸食された跡なのでしょうか。

トンネル岩をくぐり抜けたところは岩だらけの海岸になっていて、流木が流れ着いていました。

トンネル岩を見上げると大きな岩の塊であることが良く判ります。

ホテルでいただいた地図に載っていた「阿波連展望台」(クバンダキ展望台)に行ってみることにしました。

展望台から見たヒジュイシビーチです。白い砂浜のところどころに岩が突き出しているのが分かります。

展望台から見下ろすと、大きな岩が海の中までせり出している様子が良く判ります。渡嘉敷島は巨大な岩石の島なのでしょうか。

展望台から見た阿波連ビーチです。手前に突き出ているのがトンネル岩です。

展望台までの道の途中のクバ林の中に拝所がありました。「阿龍眞之宮」と書かれた石碑が建っています。

疲れてきたので新垣商店でビールとポテトチップスを買ってホテルで休憩。少し休んで夕食前に夕焼けを見に阿波連ビーチに行ってみることにしました。

今日は雲が多かったので残念ながら海に沈む夕日を見ることはできませんでした。浜から上がると猫達がくつろいでいました。