2022年2月に在位70年を迎え、6月2日から4日間に渡って開催されたプラチナ・ジュビリーを記念して作成された『エリザベス 女王陛下の微笑み』を観ました。プラチナ・ジュビリーから3ヶ月後の9月8日に96年の生涯を閉じた英国エリザベス女王の追悼上映だそうです。
誰も見たことのない、エリザベス女王の姿がここにある。
世界でもっとも有名な女性である英国君主エリザベス2世。在位70周年となる祝福の年に、初の長編ドキュメンタリー映画が公開。
最高にチャーミングでユーモアたっぷりの女王の姿をご覧あれ!
昨年9月、監督ロジャー・ミッシェルが急逝した。「ドキュメンタリー作品を作ろう」新型コロナウィルスによって次回作の撮影機会が奪われてしまったとき、ミッシェル監督がそのアイデアの一番手に挙げたのが女王陛下だった。しかし、既視感のある、ありきたりな王室ドキュメンタリーにはできない。「エリザベス女王はまさにモナ・リザだ。誰もが知っている圧倒的存在。ビートルズよりもはるかに有名で、“お城に住むお伽話の主人公”。でもその存在感にもかかわらず、実態はベールに包まれていて、私たちは彼女を永久に知り尽くすことはできなかった」だが、本作では、船のデッキでゲームに興じたり、競馬でご贔屓の馬がトップでゴールインしそうになるとぴょんぴょん跳ねて大喜び。そんなキュートでチャーミングな、誰も見たことのない“素顔の女王陛下”の魅力を体験できる。
ザ・ビートルズ、ダニエル・クレイグ、マリリン・モンローらスーパースター、歴史に残る政治家、錚々たるセレブが華を添える貴重な映像や楽曲が満載。
6月2日から4日間にわたりイギリス各地で盛大に行われる、英国君主として初の❝プラチナジュビリー❞では、世界中が女王を祝福する。
本作はまるでタイムマシーンのように、1930年代から2020年代までのアーカイブ映像によって、何十年もの歩みを行き来する。レコードに針を落とすようにして音楽は語り、私たちはエリザベスという女性の肖像、その人物が見せるあらゆる表情、そして象徴としての姿を目撃する。たった一度の人生で一人の女性がここまで濃密な経験をしてきたとは、なんてすごい社会史だろう。女王陛下が子供時代から大人になるまでの軌跡、何百にもおよぶ花束を受け取る姿、何千もの人々と握手する姿…。1952年、25歳の若さでエリザベス2世として即位したその類まれなる人生と旅路を、女王への深い愛と畏敬の念をもって、詩的に時にポップに描いた、最高にオシャレな映画がここに誕生した。
世界でもっとも有名な女性である英国君主エリザベス2世。在位70周年となる祝福の年に、初の長編ドキュメンタリー映画が公開。
最高にチャーミングでユーモアたっぷりの女王の姿をご覧あれ!
昨年9月、監督ロジャー・ミッシェルが急逝した。「ドキュメンタリー作品を作ろう」新型コロナウィルスによって次回作の撮影機会が奪われてしまったとき、ミッシェル監督がそのアイデアの一番手に挙げたのが女王陛下だった。しかし、既視感のある、ありきたりな王室ドキュメンタリーにはできない。「エリザベス女王はまさにモナ・リザだ。誰もが知っている圧倒的存在。ビートルズよりもはるかに有名で、“お城に住むお伽話の主人公”。でもその存在感にもかかわらず、実態はベールに包まれていて、私たちは彼女を永久に知り尽くすことはできなかった」だが、本作では、船のデッキでゲームに興じたり、競馬でご贔屓の馬がトップでゴールインしそうになるとぴょんぴょん跳ねて大喜び。そんなキュートでチャーミングな、誰も見たことのない“素顔の女王陛下”の魅力を体験できる。
ザ・ビートルズ、ダニエル・クレイグ、マリリン・モンローらスーパースター、歴史に残る政治家、錚々たるセレブが華を添える貴重な映像や楽曲が満載。
6月2日から4日間にわたりイギリス各地で盛大に行われる、英国君主として初の❝プラチナジュビリー❞では、世界中が女王を祝福する。
本作はまるでタイムマシーンのように、1930年代から2020年代までのアーカイブ映像によって、何十年もの歩みを行き来する。レコードに針を落とすようにして音楽は語り、私たちはエリザベスという女性の肖像、その人物が見せるあらゆる表情、そして象徴としての姿を目撃する。たった一度の人生で一人の女性がここまで濃密な経験をしてきたとは、なんてすごい社会史だろう。女王陛下が子供時代から大人になるまでの軌跡、何百にもおよぶ花束を受け取る姿、何千もの人々と握手する姿…。1952年、25歳の若さでエリザベス2世として即位したその類まれなる人生と旅路を、女王への深い愛と畏敬の念をもって、詩的に時にポップに描いた、最高にオシャレな映画がここに誕生した。
エリザベス女王の在位70年間の様々な映像をジャンル毎に切り出してまとめたものになっていて、時代がめまぐるしく行き来します。時代背景をある程度頭に入れて観る必要があると思います。エリザベス女王のチャーミングさは度々報道されてきましたが、この映画を観るとウィットに富んでいて、本島にチャーミングな女性だったことが判ります。競馬に熱狂する女王も親しみを感じます。
エリザベス女王の国葬の日にこの映画を観ることができたのも思い出に残るでしょう。