ボクネン美術館再び

コザからの帰りに半年ぶりに10月から『ボクネン展Vol.31「琉球の花華」〜躍り咲く彩(イロ)〜』が開催されているボクネン美術館に立ち寄りました。

ボクネンは幼少期より花の美しさに魅了されてきました。しかし、男らしさが尊ばれる時代、なかなかその気持ちを口に出しては言えなかったといいます。画家となり、感じる“美しさ”はむしろ描くべきテーマとなりました。花に例えられる華の美しさもまた、筆舌に尽くしがたく描かずにはいられないと描き続けています。ボクネンは両者を美しいと感じる理由を生命の漲りへの共感と捉え、寿ぎの気持ちを作品に込めているのです。今回は線描画(みやらび)も交え、ボクネンの捉えた美を展示いたします。清らに、麗しく、溌剌と、妖艶に、館内いっぱいに咲く花華が柔らかな香であなたを誘います。どうぞこの機会にご鑑賞ください。

コザのホテルを9:30に出て、アメリカンビレッジに着いたのが9:50。辛うじて10時開店の店が開き始めたことろでした。11時まで何店か見て回ってからお目当てのボクネン美術館にお邪魔しました。

「琉球の花華」は過去の女性をモチーフにした作品を展示したものでした。

本日最大の目的は睦稔さんの作品を手に入れること。ラッキーなことに購入候補の作品が展示されていましたので早速購入しました。購入したのは「首里城御顔」と題された首里城正殿の版画です。2020年1月に制作されたとされていますので、2019年10月31日に首里城が炎上した直後に制作されたものであることが判ります。30部制作されたもののうちの7番目の作品のようです。

額は展示用のものらしく、工房で新たに額装し直して自宅まで送ってくれることになりました。購入記念にと店員さんが記念写真を撮ってくれました。翌日、メールでお願いして写真を送っていただきました。お手数をおかけしました。有り難うございました。


帰ってから改めてAKARA GALLERYのWebショップを覗いてみるとこの作品は品切れになっていました。見つけた時が買い時なんでしょう。

売上の一部を首里城の復興支援金として寄付するそうです。間接的にではありますが、復興支援に繋がるのであれば嬉しいことです。


お昼はちかくの「Pizzeria Bar ARICCIA」へ。ポーたまも捨てがたかったのですが…

ピザ・ランチ(マルゲリータ)とパスタ・ランチ(パスタロッサ)。美味しくいただきました。ご馳走さまでした。