T部長に教えていただいて、首里城御庭で開催される中秋の宴に行きました。
9月14日(土)の演目は人間国宝による古典演奏だったので迷わず14日に決めました。チケットは先着順となっていて、チケットは13時から首里城公園で販売されることになっていましたので、チケットを購入するためにまず13時に来て、一度自宅に帰ってから再度、首里城に戻ることに。
陽が傾くと少し涼しくなってきました。
御庭に椅子が並べられていて、正殿前しつらえられた舞台で公演が行われるようです。舞台の両側には解説用と思われるパネルが設置されていました。
陽が落ちて月が出ました。
かつて冊封使を迎えて行われた宴はこのような雰囲気だったのでしょうか。
公演中の写真はありませんが、さすが人間国宝による演奏や踊りは素晴らしいものでした。
組踊りも初めてみました。台詞は理解できませんでしたが、パネルに映し出される解説を読んで、物語の筋を知ることができました。能や歌舞伎の要素も含まれているように感じました。
公演が終わって出口に向かう観客たち。ライトアップされ、夜景に浮かび上がる本殿も見事でした。
ゆいレール首里駅に向かう途中、龍潭池からライトアップされた首里城を見上げました。
この日から一月半後の10月31日(水)未明、首里城本殿は火災によって焼失しました。
消防車のサイレンの音が遠くで聞こえていたのですが、まさか首里城が燃えているとは思いませんでした。
朝起きてニュースに驚き、マンションのベランダから首里城の方向を見ると煙が上がっていました。